XXV. dBase 関数
導入
これらの関数は、dBase 形式(dbf) のデータベースに保存されたレコードに アクセスすることを可能にします。
dBase ファイルは、固定長の単純なシーケンシャルファイルです。 レコードはファイルの終りに追加され、削除されたレコードは dbase_pack() がコールされるまで保持されます。
dBase フィールドの型として有効なものは以下のとおりです。
表 1. 有効なフィールド型
| フィールド | dBase 型 | フォーマット | 補足情報 |
|---|---|---|---|
| M | Memo | n/a | この型は PHP ではサポートされていません。 このフィールドは無視されます。 |
| D | Date | YYYYMMDD | フィールドの最大長は 8 です。 |
| N | Number | 数字 | 長さと精度(小数点以下の桁数)を指定する必要があります。 |
| C | String | 文字列 | 長さを指定する必要があります。データを取得する際、指定した長さに 満たない文字列にはその右側に空白文字が付加されます。 |
| L | Boolean | T あるいは Y が TRUE 、 F あるいは N が FALSE です。 | 読み書きは整数値(1 または 0)で行われます。 |
| F | Float | 浮動小数点数値 | この型のフィールドのサポートは PHP 5.2.0 で追加されました。 |
| 警告 |
|
これらの関数では、インデックスおよびメモフィールドのサポートは 行われません。ロックのサポートも行われません。ふたつの Web サーバ プロセスが同時に同じ dBase ファイルを修正しようとした場合、 データベースはほぼ確実に駄目になってしまうでしょう。 商用データベースとして dBase ファイルを使用しないことを推奨します。 本物の SQL サーバーを替わりに選んでください。通常、 MySQL または Postgres PHP で使用されています。dBase サポートの目的は、 Web データベースのデータのインポート・エクスポートを行うことです。 なぜなら、Windows の表計算ソフトや統合ソフトでこのフォーマットが 通常サポートされているからです。 |
インストール手順
付属する dbase ライブラリを有効にしてこれらの関数を使用するには、
--enable-dbase
オプションを 指定して PHP をコンパイルする必要があります。
実行時設定
設定ディレクティブは定義されていません。
リソース型
リソース型は定義されていません。
例
このリファレンスの例の多くは dBase データベースを必要とします。ここでは dbase_create() の例で作成した /tmp/test.dbf を利用しています。
定義済み定数
定数は定義されていません。
- 目次
- dbase_add_record -- データベースにレコードを追加する
- dbase_close -- データベースを閉じる
- dbase_create -- データベースを作成する
- dbase_delete_record -- データベースからレコードを削除する
- dbase_get_header_info -- データベースのヘッダ情報を得る
- dbase_get_record_with_names -- データベースからレコードを連想配列として得る
- dbase_get_record -- データベースからレコードを配列形式で得る
- dbase_numfields -- データベースのフィールド数を得る
- dbase_numrecords -- データベースのレコード数を得る
- dbase_open -- データベースをオープンする
- dbase_pack -- データベースを圧縮する
- dbase_replace_record -- データベースのレコードを置換する