CXXIX. PostScript ドキュメントの作成
導入
このモジュールは、PostScript ドキュメントを作成するためのものです。 PDF 拡張と多くの共通点を持っています。実際のところ API はほぼ同じで、 多くは関数名の最初の pdf_ を ps_ に変えるだけで使えます。 PostScript ドキュメントには直接関係のない機能(ハイパーリンクの追加など) も含まれていますが、これらは PostScript ドキュメントを PDF に変換した場合に有効となります。
この拡張によって作られたドキュメントは、いくつかの点で pdf 拡張に よって作られたドキュメントより優れています。なぜなら pslib のレンダリング関数はカーニングやハイフネーション、そしてリゲチャに対応しており、 よりよい出力が得られるからです。
要件
少なくとも PHP 4.3.0 以降と pslib >= 0.1.12 が必要です。 ps ライブラリ(pslib)は、 http://pslib.sourceforge.net/ にあります。
実行時設定
設定ディレクティブは定義されていません。
定義済み定数
以下の定数が定義されています。 この関数の拡張モジュールが PHP 組み込みでコンパイルされているか、 実行時に動的にロードされている場合のみ使用可能です。
以下の 2 つの表は、ps 拡張で定義されている定数の一覧です。
連絡先
もしこの拡張や pslib についての意見・バグフィックス・機能拡張などがあれば、 私 steinm@php.net にメールをください。お待ちしています。
- 目次
- ps_add_bookmark -- 現在のページにブックマークを追加する
- ps_add_launchlink -- ファイルを実行するためのリンクを追加する
- ps_add_locallink -- 同一ドキュメント内のページへのリンクを追加する
- ps_add_note -- 現在のページに注釈を追加する
- ps_add_pdflink -- 別の PDF ドキュメントのページへのリンクを追加する
- ps_add_weblink -- Web 上の場所へのリンクを追加する
- ps_arc -- 反時計回りに円弧を描く
- ps_arcn -- 時計回りに円弧を描く
- ps_begin_page -- 新しいページを開始する
- ps_begin_pattern -- 新しいパターンを開始する
- ps_begin_template -- 新しいテンプレートを開始する
- ps_circle -- 円を描く
- ps_clip -- 現在のパスを描画範囲として指定する
- ps_close_image -- 画像を閉じ、メモリを開放する
- ps_close -- PostScript ドキュメントを閉じる
- ps_closepath_stroke -- パスを閉じ、描画する
- ps_closepath -- パスを閉じる
- ps_continue_text -- 次の行にテキストを続ける
- ps_curveto -- 曲線を描く
- ps_delete -- PostScript ドキュメントの全リソースを削除する
- ps_end_page -- ページを終了する
- ps_end_pattern -- パターンを終了する
- ps_end_template -- テンプレートを終了する
- ps_fill_stroke -- 現在のパスを塗りつぶし、線を引く
- ps_fill -- 現在のパスを塗りつぶす
- ps_findfont -- フォントを読み込む
- ps_get_buffer -- 生成された PS データを含むバッファの内容を取得する
- ps_get_parameter -- パラメータを取得する
- ps_get_value -- 値を取得する
- ps_hyphenate -- 単語をハイフネーションする
- ps_lineto -- 直線を描く
- ps_makespotcolor -- スポット色を作成する
- ps_moveto -- 現在位置を設定する
- ps_new -- 新しい PostScript ドキュメントオブジェクトを作成する
- ps_open_file -- 出力用のファイルを開く
- ps_open_image_file -- ファイルから画像を開く
- ps_open_image -- 後で配置するために画像を読み込む
- ps_place_image -- 画像をページに配置する
- ps_rect -- 矩形を描く
- ps_restore -- 以前に保存されたコンテキストを復元する
- ps_rotate -- 回転の程度を設定する
- ps_save -- 現在のコンテキストを保存する
- ps_scale -- 縮尺を設定する
- ps_set_border_color -- 注記の枠線の色を設定する
- ps_set_border_dash -- 注記の枠線の、破線の状態を設定する
- ps_set_border_style -- 注記の枠線の形式を設定する
- ps_set_info -- ドキュメントの情報を設定する
- ps_set_parameter -- パラメータを設定する
- ps_set_text_pos -- テキストの出力位置を設定する
- ps_set_value -- 値を設定する
- ps_setcolor -- 色を設定する
- ps_setdash -- 破線の形状を設定する
- ps_setflat -- 平面度を設定する
- ps_setfont -- 以降の出力で用いるフォントを設定する
- ps_setgray -- グレー値を設定する
- ps_setlinecap -- 線端の形状を設定する
- ps_setlinejoin -- 線の連結方法を設定する
- ps_setlinewidth -- 線幅を設定する
- ps_setmiterlimit -- miter limit 値を設定する
- ps_setpolydash -- 破線の形状を設定する
- ps_shading_pattern -- シェーディング用のパターンを作成する
- ps_shading -- 以降の出力で用いるシェーディングを作成する
- ps_shfill -- 範囲をシェーディングで塗りつぶす
- ps_show_boxed -- テキストをボックス内に出力する
- ps_show_xy -- 指定された位置にテキストを出力する
- ps_show -- テキストを出力する
- ps_string_geometry -- 文字列のジオメトリを取得する
- ps_stringwidth -- 文字列の幅を取得する
- ps_stroke -- 現在のパスを描画する
- ps_symbol_name -- グリフ名を取得する
- ps_symbol_width -- グリフの幅を取得する
- ps_symbol -- グリフを出力する
- ps_translate -- 座標変換を設定する